太朗君の戯言

日々の出来事を自分用に書き残しています。面白くは書いていません。

鬼滅の刃2周目を読み終えた。

なんだかんだと読み進めて来られないでいたが、

今日ようやく2周目を読み終えた。

 

1周目の記憶が無いことに途中から気がついた。

普通なら一回読めばだいたい内容は覚えているのだが、

前回は無理矢理超速読で読んだがためか

記憶から欠落していた。

それに気づいてからは割とスラスラ読めた。

 

何だろう?

速読だとやはり記憶に残せないのか?

長期記憶にするには速読は無理なのか?

 

買って家でゆっくり読んだ本や漫画は記憶にしっかり残っているが、

ネカフェで速読した漫画は話を思い出そうとしても飛び飛びになる。

漫画を何度読んでも新鮮な気持ちで読める人は

絵や台詞を記憶してないのか?

そもそも普通は記憶しようと思わないのか?

 

今のようにスマホでいつでも読みたいときに読める時代になる前、

僕はスキマ時間に脳内再生して楽しんでいた。

そのために丸暗記していた。

そんなことしようと普通思わないのか?

 

ここ15年くらい漫画を買うことが少なくなってしまったため、

記憶しようと思うほど読み込んでなかったのか。

時間があればダーツ投げてたし、

休憩中にネカフェでパラパラッと眺める程度。

買っても一回パラっと読んで終わり。

そりゃ記憶に残せないわ。

かといって記憶に残すほど精読する時間も無いし。

今はダーツを投げる時間に体力的に制限がかかっているので

ゆっくり読む時間が取れているが。

 

鬼滅の刃は説明的なセリフがけっこうあるから

読み手には優しい構成になっているが、

そこがもどかしい。

もっと自然に台詞と絵だけでわかればいいのにと思った。

まぁそれをやるとあの情報量をページ数内に収められなかったんだろう。

 

話自体は面白い。

絵も少年誌らしくなくて良い。

しかしなぜここまで日本中でブームになったのかわからない。

話の内容を理解して読んでいる人が多いとも思えない。

どちらかといえば難しい部類に入るよね。

担いだ神輿が思いの外受けたのか?

僕が知ったのはアニメ化されて何ヶ月か経ってから

友達に勧められてAmazonPrimeで観たのが最初。

その頃はまだ毎日鬼滅鬼滅とテレビでやってはいなかった。

まぁ僕もアニメを一回通して観てハマった訳だが、

どこにそこまで人を惹きつける魅力があるのかわからない。

もう1周すればわかるか?

話の根本は難しいと思うが、

上辺の方がわかりやすいからか?

とっつきやすいことはわかる。

技も呼吸も目的も単純だから。

難しく考えるのが余計にややこしく感じるのか?

エンターテイメントと捉えればいいのか?

 

まぁ最後の方は人間模様の書き込みが薄くなってしまった気がするが、

たぶん技でコマ割り取られて台詞入れるところが取れなくなってしまったんだろう。

単行本のおまけページでつらつらと文字が多くなってたし。

 

総合的に誰が読んでも面白く感じるようにできた作品だと思う。

短編集の頃の話の作り方とは格段に上手くなったように感じた。

何があったんだろう?

と思うほど。

 

今思えば鬼滅の刃が無ければ、

映画にも様々な上映方法があることを知らずにいたかもしれない。

いい経験をさせてもらえた。

 

特にここがオススメとかは書かないけれど、

見分を広げてくれた良い作品でした。

 

ぢゃ、また。